いとう歯科医院｜府中市・多磨霊園駅前| ボトックス

歯ぎしりや顎関節症に悩む方に

昨今のストレス社会。食いしばりに悩まされる方や、夜間の歯ぎしりに歯が摩耗してしまったりする方が多くいらっしゃいます。

食いしばりも歯ぎしりも、ご自身の無意識下で行われる事が多く、なかなか治りにくい習慣であることは間違いありません。

食いしばりも歯ぎしりの改善も歯科領域の問題です。

そこで昨今、食いしばりや歯ぎしりのお悩みを抱える方に、ボトックスに入っているボツリヌス菌を使った治療が注目されています。

実は、ボツリヌス菌には筋肉を麻痺させる効果があるため、この作用を利用し、顎の緊張を和らげる事が可能です。

この治療は『ボトックス』と呼ばれ、当院でも、このボトックスを取り扱う事ができるようになりました。

お口の開閉ごとに顎がガクガクする方や、痛みを生じる方は顎関節症の恐れがあります。

できるだけ早めに歯科医院にご相談いただき、重症化する前に治療をすることをおすすめします。

放置しておくと、激しい痛みが発生するなど、大きな問題に発展してしまいます。

そんな方には、このボトックスを顎の噛み合わせの部分に注射します。ボトックスの注射により顎関節症の症状を緩和することが可能です。

顎関節症と同じように、歯ぎしりや食いしばりのある方にもボトックスは有効です。

実は、歯ぎしりや食いしばりが歯に与える負荷は、非常に大きく、歯に負担をかけてしまいます。

そこで、ボトックスを注射することで、歯ぎしりや食いしばりの症状を緩和することが可能です。

ボトックス注射は、約5〜15分くらいで注入します。

どの筋肉に注入するかによっても変わりますので、よく症状を確認して注入いたします。

また、ボトックスの効果は約３〜６ヶ月と言われています。効果がなくなる前には、再度ボトックスを注射します。

ただし、ボトックス注射は保険外治療です。